

本コンテンツでは実際にどのようにホッタラカスのか?
その前に知っておくべき投資方針をご紹介したいと思います。

1.メキシコペソで実際に狙える利益はどのくらい?
まずは、本コンテンツでご紹介する方法で現実的に狙える利益を見てみましょう。
為替レートやスワップポイントなどは日々市場環境やFX会社によって変動しますので、以下条件と仮定します。
※2019年12月の実際の数値
1万通貨、1日当たりのスワップポイント:14円
為替レート(メキシコペソ/円):1メキシコペソ/5.8円
これを予算「10万円」「20万円」、レバレッジを「1倍」「3倍」「5倍」で比較してみましょう。

このようにリスクの許容度(レバレッジ)と資金の違いでこれだけ大きな差がでます。
これは株や投資信託にない証拠金取引であるFXの大きな特徴となります。
ちなみに年利(投資金額に対する、1年間に得られる利益率)は資金額では変わらず以下となります。
レバレッジ1倍:9%
レバレッジ3倍:27%
レバレッジ5倍:44%
ただ、スワップポイントは毎日(厳密には毎営業日)入ってくるのですが、これをそのままにしておくのはもったいないと思いませんか?
FX会社にもよるのですが、取引を決済をしなくても(ペソを保有したまま)スワップポイントの利益を使って追加購入することも可能です。
これを投資の世界では「複利」といいます。
複利がどれだけスゴイのか、上記の例の「資金20万、レバ5倍を」、以下2パターンで投資した場合の利益の違いを見てみましょう。
・単利(元金のみで投資、スワップポイントは再投資しない)
・複利(スワップポイントが入ったら毎月利益を再投資)
単利
レバ/5倍:172,413ペソ:
年利益/88,103円:年利44%
複利
レバ/5倍:計算が。。笑:
年利益/541,123円:年利270%
利益額にして、「453,020円」の差!
これってスゴイことだと思いませんか??
同じ資金でも単利と複利の違いだけででこれだけ利益の差がでてきます。
もちろん、為替レートやスワップポイントの変動が無いという条件なので、実際にはこの通りにはならないと思いますが。
おそらく本当に?と思った方もいると思いますので、毎月3.67%(年利44%を12で割る)の利益を資金に組み入れ次月にさらに3.67%利益を組み入れる、を12回繰り返してみてください。
以下のような計算になるかと思います。
1か月目:1036,700円
2か月目:1,074,747円
3か月目:1,114,190円
・
・
6か月目:1,241,240円
9か月目:1,383,177円
12か月目:1,541,123円
利益額をグラフにしてみると以下のようなイメージとなります。
※縦棒:利益額

ちょっと差が分かりにくいかもしれませんが、複利の場合雪だるま式に利益が積みあがっていきます。
つまり複利で投資する期間が長ければ長いほど、グラフの曲線のように急に後半に利益が積みあがっていきます。
ちなみに例の「資金20万円、レバレッジ5倍」の年利は270%にもなります。
ちょっと長くなってしまったのですが、リスク許容度(レバレッジ)と資金、カンタンな運用方法の違い(単利、複利)だけで、これだけ利益に幅が出ることがお分かり頂けたかと思います。
もちろん最後に例に出した「年利270%」の例も十分狙うことが可能です。
同じ資金でもリスク許容度(レバレッジ)とカンタンな運用方法(単利、複利)の違いで、
利益に数倍の差が出る。
2.大事なお金を守るためのリスク管理
前章でご紹介させていただいたとおり、やり方によっては比較的安全に大きく利益を出すこともできるのがFX、そしてホッタラカシ投資です。
ただ、「安全に」の部分についてはもう少しお話しなければならないと思っています。
本章では、この「安全に」の部分、リスク管理について具体的にお話していきます。
まずFXにおけるリスクとは主に以下の3つがあげられます。
①為替変動リスク(価格変動リスク)
②流動性リスク
③信用リスク
本章で特に強く理解していただきたいのが、「為替変動リスク」です。
あらためてとなりますが、為替レートの変動によって損失も利益もでます。
損益の大きさはもちろん為替レートがどれだけ動いたか、なのですがその他にレバレッジも影響してきます。
具体的な例をみてみましょう。
レバレッジ1倍の場合↓

レバレッジ25倍の場合↓

このようにちょっとした為替レートの動きでも(1円はちょっとした動きではないですが笑)レバレッジによって大きく損益が変わります。
では、ホッタラカシ運用は安く買って高く売るような、売買による利益をねらった方法ではないのになぜレバレッジが重要となるのでしょうか?
それは、「強制ロスカット」というシステムにあります↓
FX会社によって微妙に規定は異なるのですが、口座へ入金している証拠金の証拠金維持率が100%を割ったら強制ロスカットとしている会社が多いです。
強制ロスカットとなった場合は、今持っている通貨を即時強制的に決済(売却)されてしまいます。
つまり、どんなに不利なレートでもその場で強制決済(売却)、損失分が口座から引かれてしまいます。
ホッタラカシて、毎日スワップポイントだけ欲しいのに、強制ロスカットにあうとその時点でホッタラカシ投資は終了となります。。
次に、証拠金維持率についてご説明します。
証拠金維持率とは「有効証拠金」/「必要証拠金」*100で算出できるパーセンテージの値です。
例えば、10万円の資金で20万円分のドルを買っている場合は、
有効証拠金=資金の10万円
必要証拠金=購入しているドル20万円、の4%で8千円
10万円 /8千円*100=1,250%
レバレッジで表すと2倍となります。
では、具体的にどういうことか見てみましょう。

つまり最大レバレッジの25倍で取引していると、ちょっと為替レートが損する方向へ動いただけで、証拠金維持率100%を下回ってしまい「強制ロスカット」となってしまうのです。
これがリスク管理、特に為替変動リスクにレバレッジが重要となる理由です。
他にも2つ、「流動性リスク」「信用リスク」があるとご紹介しましたが、メキシコペソでのホッタラカシ運用においては強く意識するリスクではないので、また別の機会でお話させていただければと思います。
「強制ロスカット」になると、その時点でホッタラカシ運用は終了。
「強制ロスカット」にならないよう、自分で決めたレバレッジを守る。
最適なレバレッジの詳細な決め方は別の機会でお話させていただければと思いますが、まずは実際に取引してみて感覚を養うことが重要になってきますので、最初はレバレッジ1~2倍で始めることをおススメします。
3.まとめ
今回は重要な部分でお伝えしたいことが多く長くなってしまいましたが、まとめに入りましょう。
○ホッタラカシ運用で狙える利益
資金、リスク許容度、複利運用次第で
200%以上の年利も狙える。
○気をつけること
強制ロスカットされた時点で運用は強制終了。
目先の利益に惑わされず、レバレッジを低め(1~2倍)に維持。
冒頭に夢のあるお話をさせていただきましたが、投資ですのでもちろんリスクはつきものです。
ただ、このリスクとうまく付き合うことによって、継続的に利益を出し続けることは難しくありません。
初心者の方のでよくある失敗が「利益を求めて自分で設定したルールを逸脱してしまう」ことです。
私も毎日スワップポイントがもらえるのが嬉しくて、過去に自分で決めたルール以上のレバレッジで取引をしたあと、トランプ砲(トランプ大統領のネガティブツイートによる暴落)をもらい強制ロスカット寸前までいったことがありました。
このときは、絶対にやってはいけない行為なのですが、キャッシングで借りたお金を口座に入金して、証拠金維持率を一時的に上げて為替レートが回復した後、キャッシングで借りたお金を一括返済しました。
ただ、これは一歩間違えればキャッシングしたお金までも失う大変危険な行為なので、皆さんは絶対にマネしないでください。(これだと投資ではなく投機、ギャンブルと同じです)
私もこれ以降こんな危ないことはしていません。。(反省)
利益よりもリスクに目を向けて、安全に皆さんが資産を増やしていただけたら、筆を執った私としてもうれしいかぎりです。
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