FXホッタラカシ投資での初心者の方におススメの通貨とは?
Tomo
「コチラの記事」でおススメした「FXホッタラカシ投資」。

では、どの通貨を売買してホッタラカセば良いのか?

おススメの高金利通貨とおススメポイントをご紹介します。
Tomo
本記事執筆時の私の累計利益は「2,941,088円」です。

1.初心者の方へおススメするホッタラカシFX通貨

いきなりですが、私の経験からおススメするホッタラカシ運用する通貨はズバリ!「メキシコペソ」です。

今まで米ドル、豪ドル(オーストラリアドル)、トルコリラ、南アフリカランドなども運用してきましたが、安全にホッタラカシが可能で、高金利で少額から実施可能という点でメキシコペソにたどり着きました。

現在はいろいろな通貨でいろいろな取引手法を試していますが、一時期はこの「メキシコペソ」だけで毎月利益を出していました。

最初は10万円/月程度、多い月で100万円程度の利益です。

※実績は「コチラ」でくわしくご紹介しています。

このあと、「 安全にホッタラカシが可能で、高金利で少額から実施可能 」な理由3つを、1つずつご説明していきます。

2.金利とスワップポイントで比較したおススメ通貨

別記事で通貨ごとの金利の違いは国ごとの政策金利の違いとお話しました。

まずは、おさらいとして主要な先進国・新興国の政策金利を見てみましょう。(2019年12月現在)

スワップポイント(金利収入)は取引する2つの国の政策金利の違いから生まれるものです。

ただ、実際のスワップポイントはFX会社によって異なるので単純に取引する2通貨の国の政策金利差とはなりません。

これは、FX会社それぞれで算出したリスクや利益が反映されるためです。


では、2019年12月現在のスワップポイント(FX会社によってスワップポイントは異なるため、とあるFX会社さんの数値をもとにしています)を見てみましょう。(1万通貨あたり1日に付与される額)

※全て円買いの場合で、
 金利の高い通貨買い、金利の低い通貨売りの場合はスワップポイントが付与され(ドル/円など)、
 金利の低い通貨買い、金利の高い通貨売りの場合はスワップポイントを支払います(ユーロ/円など)

これだけ見るとトルコリラ/円(リラ買い、円売り)一択な気がしますよね??

もちろんトルコリラも投資対象として魅力的ではあるのですが、スワップポイントだけではなく別のポイント(ポイントという言葉が続きますが、ここでいうポイントは要点のことです笑)も見てみましょう。

※アメリカは上記3新興国より金利は低いのですが、ペソ・ランドよりスワップポイントが高いです。
 おそらくFX会社の営業戦略かなと思いますが詳細は確認中です、、なので間違いではありません。。笑

まとめ

・一番スワップポイントの高い通貨は「トルコリラ」
・ただし、スワップポイント以外での比較も必要

3.投資効率と始めやすさで比較したおススメ通貨

投資効率というとFXでは元の資金に対して何倍の取引が出来るかを「○倍」という数字で表した「レバレッジ」が指標となりますが、ここでは「投資した金額に対してどれだけ利益がでるか」=「利益率」を見ていきます。

と同時に「どのくらいの金額から取引を始める事ができるか」=「最低取引金額」も見ていきます。

まずは利益額と利益率を見てみましょう。

(資金10万円、レバレッジ1倍で1年間保有した場合の2019年12月の為替レートでの比較です)

※ユーロ/円はマイナススワップ(ユーロ買い/円売りではスワップポイントを支払う)のため割愛しています。

では次に最低取引金額を見ていきます。

FX会社によって最低取引単位が1,000通貨以上や証拠金率10%など違ったりするのですが、ここでは同じ条件での通貨ごとの最低取引金額を見ていきます。

まずは下図をごらんください。

※1万通貨、証拠金率4%の際の取引金額、為替レートは2019年12月末日のものを適用

このように、通貨の為替レートが違うため同じ条件(1万通貨、証拠金率4%)でも最低取引金額に大分差が出てきます。

ただし、前述したとおりFX会社によっては通貨ごとに1取引単位(1取引単位を1lotと呼びます)を、1,000通貨や1万通貨としているFX会社もあるので実際の取引の際は事前の確認が必要となります。

また、国内のFX会社は最大レバレッジ25倍(証拠金率4%)まで設定可能なのですが、通貨によって最大レバレッジ10倍(証拠金率10%)と設定しているFX会社もあります。

2章のスワップポイント比較でドル/円のスワップポイントが「21円」だったので、これだけみるとメキシコペソの「14円」や南アフリカランドの「13円」よりドル/円がお得に見えますよね?

ただ、通貨のレートが全然違うため、投資効率(利益率)や最低取引金額まで見てみると「ホッタラカシ運用」=「スワップポイント目的の長期保有」にはドル/円は向かないことが分かるかと思います。

ここまでだとやはりトルコリラが魅了的にみえるのですが、あせらずもう1つ比較してみましょう。

4.安全性からみたおススメ通貨

ここでいう安全性とは通貨の発行元である国の「信用リスク」「値動きの大きさ」です。

その前にこの2つの定義をもっと具体的にすると、
「信用リスク」とは財政難による債務不履行(お金が払えなくなる)の可能性、会社で言うと倒産するリスクです。

国がお金払えなくなることなんてあるの?と思った方もいるかと思いますが、南米のアルゼンチンはすでに7回も債務不履行に陥ったことがあります。


「値動きの大きさ」とは投資の世界では「ボラティリティ」と呼ばれるのですが、ある一定の期間における最安値と最高値の幅の大きさを表します。

一概にボラティリティ(値動きの大きさ)が高いから良くないということではなく、例えば売買差益で利益を出す(安く買って高く売る)投資スタイルの方はボラティリティが高い方が良かったりします。

ただ、今回はホッタラカシ運用なのでボラティリティが低い方が安全で都合が良いです

まず、信用リスクから比較してみましょう。

これは信用格付け会社が信用度に応じて格付けしており、三大格付け会社の「S&P(スタンダード&プアーズ)」「フィッチ」「ムーディーズ」の格付けが最も信用できます。

ここでは三大格付け会社の中でも最も影響力があるといわれている「S&P」の格付けで比較していきます。

格付けは一番良い「AAA」~一番悪い「D」となっており、「BBB-」以上が投資に向いている、「BB-」以下は投資に向いていないとされています。

次に値動きの幅(ボラティリティ)で比較してみましょう。

こちらはFX会社のJFXさんのサイトで見れるボラティリティ表を参考にしたいと思います。

ボラティリティを見る一番長い期間が1か月間でしたので、1か月間のボラティリティの数値を見ていきます。

計算方法まで説明すると話がややこしくなってしまうので、数値が高いとボラティリティが高い、数値が低いとボラティリティが低いと思って頂ければと思います。

それでは、信用リスクと値動きの大きさ(ボラティリティ)の比較をまとめてみましょう。

5.まとめ

これまでに、以下3つの視点で比較していきました。

①スワップポイント(金利収入)
②投資効率(利益率)
③安全性

ここで総合的にどの通貨がおススメなのか?あらためて見ていきましょう。
※SWとはスワップポイントを表します

上記表は各比較での1位を◎、2位を○、3位を△、4位を✖としました。

これを1位/3点、2位/2点、3位/1点、4位/0点として点数をつけると、
冒頭でおススメした「メキシコペソ」が一番おススメ通貨となります。

比較結果をみてもメキシコペソがおススメなのですが、やはりスワップポイントを目的とした通貨の長期保有の場合は、常に様々なリスクにされているので安全性が特に重要だと考えています。

短期売買であれば、買ったその後にすぐ売ってしまうのでリスクにさらされる時間が少ないので比較的リスクは取りやすいですが、長期保有の場合はその逆です。

安全性だけ見てもメキシコペソが一番評価が高いので、声を大にしてメキシコペソをおススメしたいと思います。

メキシコペソのホッタラカシ投資におススメのFX会社は「コチラ」をごらんください。

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