手動トラリピの種類とやり方~ハーフ&ハーフ、両建てなど~
Tomo
最近個人投資家に人気の手動トラリピですが、

ポジションの持ち方によってハーフ&ハーフや両建てなど、

4種類があります。

今回はポジションの持ち方による手動トラリピの種類それぞれの、

メリット/デメリットをご紹介していきます。

1.手動トラリピの種類

冒頭でお伝えした通り手動トラリピにはポジションの持ち方によって4種類存在します。

①ロングのみ
②ショートのみ
③ハーフ&ハーフ
④両建て(全ポジション両建て)

それではこのあと①~④の手動トラリピの種類についてご紹介していきます。

① ロングのみで手動トラリピ

ロングのみの手動トラリピは実践している人が一番多いのではないのでしょうか。

ロングのみなので基本はスワップポイントの高い通貨を選び、

下降トレンドなどで決済益が受け取れない場合は、

スワップポイントをもらいながら為替が上がるまで待つというスタイルです。

買ったレートより上がったら利益になる、というシンプルな仕組みなので初心者の方も一番始めやすいかと思います。

このロングのみの手動トラリピに合う通貨はこちらです↓

ロングのみのおススメ通貨ペア

①メキシコペソ/円
②南アフリカランド/円
③カナダドル/円
④人民元/円

少し上記を補足すると「②南アフリカランド/円」は下記の記事の通り、

少し手動トラリピでは微妙な通貨ペアとなっています。

またスワップポイントが高いという意味では「トルコリラ」もありますが、

ご存じの通りここ10年以上下降トレンドで11月に入ってまた史上最安値を更新しました。。

なのでトルコリラについては手動トラリピに限らず、

触らぬ神に祟りなしと言う状態です。

※最近少し復活しましたね!

とは言いながら、私は冗談で少しずつトルコリラ買ってますがww

② ショートのみで手動トラリピ

こちらは先ほどとは逆のショートのみのトラリピです。

ショートでプラススワップをもらえるクロス円ペアは少なく

主にユーロ/ドルなどの外貨通貨ペアの場合にショートでプラススワップが付与されることが多いです。

※外貨通貨ペアすべてがショートでプラススワップがつ付与されるわけではありません。

ですので主な使い方としては、1つ目の通貨がクロス円の場合、

リスクオフなどで円高になった時のリスクヘッジとして、

クロス円と似た動きをする通貨を売ります。

良く使われている通貨ペアだと「ユーロ/円」となります。

ショートのみのおススメ通貨ペア

①ユーロ/円

もちろん「ユーロ/ドル」「ポンド/ドル」などショートでプラススワップのつく通貨ペアは、

いくつかあるのですが、手動トラリピであえて選ぶかと言うと疑問です。

ですので手動トラリピにおいては、クロス円通貨ペアの円高対策で使われる、

「ユーロ/円」がショートのみの手動トラリピでよく使われている通貨となります。

※もちろん私が知らないだけで、他通貨ペアでショート手動トラリピをやられている方はいると思いますが。

③ ハーフ&ハーフ

恐らくこれが利益率が一番良い運用方法ではないでしょうか。(たぶん、、)

ハーフ&ハーフはロングとショートを半分ずつ持つ運用方法で、

レンジの下半分ではロング、上半分ではショートを持つイメージです。

もしくは中央部分のみ両建てにする場合もあります。

これはインヴァスト証券さんの提供する自動売買、トライオートの売買ロジックに習って、

「コアレンジャー」と呼ばれたりします。

ハーフ&ハーフの長所はロングもしくはショートのみの場合と比べて、

必要な資金が半分になります。

つまり同じ資金であればハーフ&ハーフの方がlotも増やせるので、

その分利益率は良くなります、単純計算で2倍ですね。(そんなにうまくいきませんが、、)

ただ、ハーフ&ハーフは両建てすることになるので、

マイナススワップに注意が必要です。

マイナススワップがどうしても気になる方は、ロングとショートのスワップ差の少ない、

「みんなのFX」と「LIGHT FX」をおススメします。

こちらから口座開設もできます↓

みんなのFX LIGHT FX

そしてハーフ&ハーフにおススメの通貨ペアですが、

これは先ほどご紹介したロングとショートのスワップ差の少ない、

「みんなのFX」と「LIGHT FX」であればすべての通貨ペアでおススメです。

※もちろん手動トラリピに適した通貨ペアの中で。

ハーフ&ハーフのおススメ通貨ペア

・LIGHT FXとみんなのFXであればすべての通貨。

例えば「豪ドル/NZドル」であれば、プラススワップとマイナススワップの差は「1円」

マイナススワップが少なく、資金効率も良くなるので言うことなしです。

とはいえ上記2口座以外でも問題ないと思います、マイナススワップを決済益が上回れば良いので。

例えば豪ドル/NZドルのスワップを比較すると↓

LIGHT FX
ロング :-1円
ショート: 0円
スプレッド:2.9pips

JFX
ロング :-5.6円
ショート:-1.4円
スプレッド:1.9pips

と、スプレッドはLIGHT FXさんよりJFXさんの方が狭いです。

※1万通貨あたり1日のスワップポイント

手動トラリピはあくまで決済益がメイン収益となるので、マイナススワップが気にならなければ、

上記の例のようにスプレッドの狭いFX会社さんでも全然問題ないかと思います。

余談ですが私は日々のマイナススワップが耐えられないので、

「豪ドル/NZドル」の場合はLIGHT FXさんで手動トラリピを運用しています。

④ 両建て

これは先ほどのハーフ&ハーフと違い、どのレートでも両建てをする手法です。

上がっても下がっても決済のチャンスがあるので、一見一番良さそうに見えますが、

資金はロングのみもしくはショートのみと同じだけ必要となります。

また両建てしているのでスプレッドも2倍になりますので、

両建てしていてどちらに動いても評価損益は変わらないとはいえ、

あまり攻めた証拠金維持率で運用していると早朝などのスプレッドが開くときに、

ロスカットの危険性が増します。

ちなみに私はもともと両建てはしていませんでしたが、下落時にショートをもって一時的に両建てしている際に、

早朝の大きく開いたスプレッドにやられて900万円程度ロスカットで失ったことがあります(反省)。

ですので両建てを行う際は余裕を持った証拠金維持率での運用をおススメします。

最後に両建てのおススメ通貨ペアですが、これはハーフ&ハーフと同様になりますので、

ここでは割愛させて頂ければと思います。

2.通貨別にみたおススメ手動トラリピ方法

1章では手動トラリピの種類ごとにおススメ通貨をご紹介しましたが、

ここでは通貨にフォーカスを当てておススメ手動トラリピ方法をご紹介できればと思います。

手動トラリピの通貨選びついて以前記事にしているので、

詳細はこちら↓を見ていただければと思いますが、

以下をおススメ通貨としてご紹介しています。

手動トラリピおススメ通貨

①豪ドル/NZドル
②メキシコペソ/円
③カナダドル/円
④ユーロ/ズロチ
⑤ユーロ/円
⑥米ドル/スイスフラン

それでは各通貨ごとにカンタンにご紹介していきます。

※上記リンク記事でも触れていますが、④ユーロ/ズロチは少し複雑なので今回割愛しました。

※チャートは2015年以降の月足で統一しています。

① 豪ドル/NZドル

以前は「豪乳」という愛称で親しまれてましがた、最近は「オージーキウイ」という呼び方のほうが有名みたいですね。

すでにご存じの方も多いかと思いますが、安倍元首相なみの長期安定政権でして、

直近5年程度であればずっとレンジ相場を形成していて、

1,500pips弱しか5年の間に動いていません。

●豪ドル/NZドル、月足

ですので、おススメはもちろん「ハーフ&ハーフ」です。

実はハーフ&ハーフの説明で使ったチャートは、

この「豪ドル/NZドル」の月足です。

② メキシコペソ/円

コロナショックまでは2016年後半からずっと青線の間でレンジ相場を形成していたのですが、

コロナショックで急落し、現在は一段下の赤線の間でレンジ相場を形成しています。

●メキシコペソ/円、月足チャート

メキシコは新興国でこれから経済が拡大していく国なので、

どこかで為替が止まるか(どこかを上限として反転して下落するか)と言うと難しい面があるのと、

コロナ禍でも他国と比べると高金利なので、

おススメは「ロングのみ」の手動トラリピです。

③ カナダドル/円

こちらも先ほどのメキシコペソ/円と同様手動トラリピを実施している方が多いのではないでしょうか?

メキシコと同じ産油国でアメリカに隣接しているため、

アメリカ経済の影響を受けやすい点も似ていますね。

それではチャートを見てみましょう。

●カナダドル/円、月足チャート

2015年高値からの急落が気になるところですが、、

2016年以降は安定しています、と言ってもなだらかな下降トレンドなので、

今から始める人は「ロングのみ」でも問題ないかと思いますが、

以前からカナダドル円を手動トラリピで運用している方は、

「ハーフ&ハーフ」などショートを組み合わせている人も多いかと思います。

ちなみにカナダドル円はメキシコペソ円よりよく動くので、

トラップ幅や利確幅によってはメキシコペソ円より頻繁に決済されることもあります。

④ ユーロ/ズロチ

「ユーロ/ズロチ」は取り扱っているFX会社が少なく、恐らくサクソバンク証券とIG証券くらいでしょうか。

ですので実際は「ユーロ/円売り」と「ズロチ/円買い」を組み合わせて、

「ユーロ/ズロチ買い」として運用している人が多いです。

というように少し特殊な運用なので、ユーロ/ズロチについてはここでは割愛します。

⑤ ユーロ/円

通貨ペアとしてはもともと知名度がありますが、

最近はクロス円通貨ペアを保有しているときの、円高のリスクヘッジとして、

ユーロ円売りをよく耳にするようになりました。

クロス円ペアとユーロ円は全く同じではないですが、似たような動きをするためです。

ということでおススメはもちろん「ショートのみ」の手動トラリピです。

1点注意しなければならないのが、FX会社によってはユーロ円売りはマイナススワップになるので、

スワップを確認してから始めましょう。

因みに「LIGHT FX」と「みんなのFX」はショートでもプラススワップです。

⑥ 米ドル/スイスフラン

この通貨ペアも「ユーロ/ズロチ」並みに知名度が低いかもしれませんが、

隠れた名通貨ペアです。その理由はチャートを見て頂いた方が早いかもしれません。

●米ドル/スイスフラン、月足

2015年のスイスフランショックの傷跡が生々しいですが、

その後はずっとレンジ相場を形成しています。

ただコロナショックを期に一段下のレンジで今は動いています。

スワップポイントは記事執筆時点(11/9)時点のLIGHT FXさんで、

1万通貨あたり1日で25円なのでかなり優秀、なのですが、

証拠金が記事執筆時の為替レートで1万通貨で4.1万円程度なので、

資金効率を考えるとスワップについては、メキシコペソの方が優秀です。

もちろん手動トラリピのメイン収益は決済益なのであまり気にしなくても良いですが。

ということで、米ドル/スイスフランのおススメは、

「ロングのみ」「ハーフ&ハーフ」となります。

3.これから手動トラリピを始める方へ

手動トラリピについては始め方や設定方法などいくつか記事にしてるので、

これから始めたいとという方は特に記事を見てもらえると嬉しいです。

手動トラリピの概要を理解したい!と言う方はこちら↓をどうぞ

具体的な始め方や設定方法などはこちらから↓

手動トラリピの会社選びで困っている方はこちら↓

最後にTwitterにてFX相場状況や実績などツイートしていますので、

ぜひフォローして頂けるとうれいしいです!

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