手動トラリピでランド円は使える?スワップ投資以外の用途を検証!
Tomo
スワップ投資で人気の南アフリカランドですが、

手動トラリピでも使える通貨ペアなのしょうか??

手動トラリピの通貨としてあまり使われてないようですが、

今回は手動トラリピ通貨としてのポテンシャルを検証していきます。

1.南アランドは手動トラリピには微妙・・。

いきなりパッとしないタイトルですが、一番おススメできる訳でもないし、

トルコリラのように絶対止めておいたほうが良いという訳でもない、

手動トラリピにおいては微妙な立ち位置の通貨です。

その理由はこちら↓

※微妙な通貨なので良い理由悪い理由それぞれ書いています。

南アランドが微妙な理由

スワップポイントが高い
 ※ロングのみのトラリピの場合
証拠金が安い
国の格付けが低い
スプレッドが少し広い

それではそれぞれの理由を掘り下げて見ていきましょう。

① スワップポイントが高い

南アフリカランドトルコリラ,メキシコペソと一緒に高金利通貨3兄弟なんて呼ばれたりしています。

記事執筆時点での高金利3兄弟のスワップポイントは、高スワップポイントで有名なLIGHT FXで以下となっています。

※1万通貨あたり1日のスワップポイント

スワップポイント比較

トルコリラ   :20円
メキシコペソ  :7.1円
南アフリカランド:7.1円

3通貨の中では南アフリカランドがメキシコペソと並んで一番スワップポイントが低いですが、

このあとご説明する証拠金が安いので、実質はそこそこ高いスワップポイントと言えます。

ちなみに、高金利3通貨のスワップポイントは定期的にランキング化しています↓

ここではスワップポイントをより身近に感じるために、

それぞれの通貨を100万通貨、1年間保有した場合のスワップポイントを比較しました↓

※スワップポイントは変動なし、為替レートは記事執筆時点で試算

100万通貨を1年間保有

トルコリラ
  730,000円
メキシコペソ
  259,150円
南アフリカランド
  259,150円

この数字だけ見るとトルコリラがすごく魅力的に見えますが、絶賛最安値更新中ですからね。。。

② 証拠金が安い

これは南アフリカランドだけではなくメキシコペソにも言えることですが、

証拠金が安いため少ない金額で取引できます

執筆時点(11/1)のレートで1万通貨の証拠金は以下となります。

証拠金

トルコリラ
  5,000円
メキシコペソ
 1,976円
南アフリカランド
  2,576円

1万通貨くらいの差だとあまり大きく感じないかもしれませんが、

これが10万通貨、100万通貨と考えるとかなり大きな差になってきます。

そして証拠金が安いということは、その分多くの通貨を保有する事ができるので、

もちろんスワップポイントもその分多くもらえることになります。

例えばトルコリラの証拠金は南アフリカランドの2倍程度必要なので、同じ資金であれば南アフリカランドを2倍買えます。

証拠金

トルコリラ :5,524円
  ↕ 2倍の差の証拠金 ↕
南アフリカランド:1,980円

南アフリカランドのスワップポイントはLIGHT FXさんで7.1円です。

2lot(2倍)買うとすると7.1円×2lot=14.2となります。

トルコリラの20円にはと届かないものの、証拠金を加味すると比較的高いスワップポイントとなります。

実質スワップポイント

トルコリラ :20円
メキシコペソ:14.2円=7.1×2

一見高いスワップポイントに見えても証拠金を加味すると、実は実質のスワップポイントはあまり差がなかったりします。

③ 格付けが比較的低い

トルコメキシコ南アフリカはどれも新興国なので、アメリカや欧州、日本と比べるともちろん格付けは低いですが、

南アフリカ新興国というのを加味しても格付けが低いです。

格付けは格付け会社が行っており、今回は三大信用格付会社である

・スタンダード&プアーズ
・フィッチ・レーティングス
・ムーディーズ

の格付けで比較していきます。

格付け

トルコ
S&P/BB
フィッチ/BBB-
ムーディーズ/B1

メキシコ
S&P/A-
フィッチ/BBB
ムーディーズ/A3

南アフリカ
S&P/BBB-
フィッチ/BBB
ムーディーズ/Baa2

格付け会社によって表記が違うので少し分かりにくいかもですが、

南アフリカトルコと並んで低い格付けとなっています。

フィッチ以外の2社からは投資不適格債(ジャンク債)と呼ばれる、要注意国とされています。

※厳密にはこの国が発行する債券は投資不適格という意味です。

信用が低いと通貨安や最悪デフォルト(債務不履行)を起こして通貨の価値が無くなるなんてこともありますので、

(デフォルトはそんなしょっちゅう起きることではありませんが、)

格付けが低い国への投資はそういったリスクを頭に入れておく必要があります。

④ スプレッドが少し広い

高金利通貨と言うとスプレッドが広いイメージがあるかもしれませんが、

南アフリカランドトルコリラより狭く、メキシコペソより広いといったどちらとも言えないスプレッドになっています。

執筆時(11/1)時点でのLIGHT FXさんのスプレッドで比較してみます。

スプレッド

トルコリラ
 1.6銭
メキシコペソ
 0.3銭
南アフリカランド
 0.8銭

手動トラリピは売買を何度も繰り返す手法なのでスプレッドの影響が大きいです。

南アフリカランドの0.8銭というスプレッドは、マイナー通貨としては許容範囲かと思いますので、

絶対におススメできないという訳ではないですね。

ただメキシコペソのように主要通貨並みにスプレッドが狭い通貨もあるので、

個人的にはメキシコペソの方がおススメですが・・。

2.それもでも南アランドで手動トラリピをやりたい場合

南アフリカランドは正直いちばんおススメ!

と言える通貨ではないのですが、個人の好みもあるかと思いますので、

実際に手動トラリピを実施する場合の設定例をご紹介します。

私も1年ほどでしたが南アフリカランドを手動トラリピで運用していました。

① 南アランド 手動トラリピ運用のおススメ設定

手動トラリピの通貨選びや設定方法については以下の記事でも纏めているので、

基本を復習したい、なんて方はお先にこちらを見て頂ければと思います。

※記事執筆当初、南アフリカランドを選ぶという発想が無かったので南アフリカランドには触れていませんが。。

以下に30万円で南アフリカランドで手動トラリピを実施する場合のおススメ設定を記載しています。

南アフリカランド手動トラリピ設定

・資金/30万円

・トラップ幅/10銭
 
・決済幅/20銭

・トラップ当たりの通貨数
  20万通貨

・トラップ本数
  22本

カバー範囲はトラップ22本×10銭で220銭(2.2円)幅、つまりカバー範囲は「5.599円-7.799円」となります。

以下の赤線と赤線の間が大体220銭(2.2円)幅なのでカバー範囲のイメージが付くかと思います。

直近5年を見ると青線の高値、9.276円までカバーできることが理想ですが、

今の状況を見るとそこまではしばらく上がることは無いかと思いますので、

コロナ前の直近高値の7.799円までカバー出来ていれば十分かと思います。

安値はコロナ後更新した史上最安値の「5.599円」を想定していますが、

今後また更新と言う可能性もゼロではないので、もし余裕があればもう少し資金を用意しても良いかと思います。

② 南アランド 手動トラリピを助けるツールや記事

手動トラリピはいくつもトラップ(IFD注文)を仕掛けるので、注文管理が煩雑になってきます。

そんな時はExcelを活用すると便利で、私は以下のExcelを使って管理しています。

そもそもトラリピとは?という人はこちらをどうぞ↓

記事内でスプレッドやスワップポイントを参考にした、LIGHT FXさんの口座開設が未だの方はこちらからどうぞ↓

買い売りのスワップ差が少ないので手動トラリピを両建てやハーフ&ハーフで運用したい方には特におすすめです。

LIGHT FX

最後にTwitterにてFX相場状況や実績などツイートしていますので、

ぜひフォローして頂けるとうれいしいです!



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