【ほったらかし投資】手動積立FXにもドルコスト平均法
Tomo
積立投資の世界では有名なドルコスト平均法ですが、

もちろん手動積立FX(スワップ投資)にも使えます。

あらためてドルコスト平均法のメリット/デメリットと、

具体的なやり方をご紹介できればと思います。

1.ドルコスト平均法とは?

聞いたことがある人も多いかと思いますが、

ドルコスト平均法は購入時期を分散することで、

平均購入価格を下げる投資方法です。

もう少し具体的にご説明すると、毎月など定期的に定額を積立(購入)するので、

価格が安い時は多く価格が高いときは少なく対象資産を積立(購入)します。

↓は投資信託の例ですが、考え方は同じなのでこちらでイメージを見てみましょう。

参考:SBI証券

同じ数だけ購入するより、同じ金額だけ購入(購入量は価格に応じて変わる)の方が、

結果的に平均購入価格が下がっています。

これはFXや投資信託はもちろん、仮想通貨などあらゆる資産に活用できます。

このように購入タイミングを分散するだけで安く買える、

夢のような投資法ですが、もちろんデメリットもあります。

2.ドルコスト平均法のデメリット

ドルコスト平均法のデメリットは主に↓の3つです。

デメリット

①トレンドが出来ている場合は使わない方が得
②毎回スプレッド(手数料)がかかる
③大きなリターンや短期的なリターンは狙えない

① トレンドが出来ている場合は使わない方が得

これはどういうことかと言うと、上昇/下落トレンドが出来ており、

一方的に上昇/下落する局面では、ドルコスト平均法を使うと逆に損をします。

上がり続けるなら一度に買っておけばその後の価格上昇分の利益をすべて享受できるし、

下がり続けるなら下がりきってから買った方が、損は少ないですよね?

実際そんなことが出来る人はいないと思いますが、、、

これはしょうがないことですが、弱点として覚えておきましょう。

② 毎回スプレッド(手数料)がかかる

購入頻度にもよりますが、

FXであればスプレッド、株などであれば売買手数料が積立てる度に発生します。

毎月くらいの頻度での積立ではあまり気にしなくて良いかもしれませんが、

これが毎週、毎日となると無視できなくなってくるかと思います。

③ 大きなリターンや短期的なリターンは狙えない

手動積立FX(スワップ投資)をする人で、

大きなリターンや短期的なリターンを狙っている人はいないかと思いますが、

毎月どんな価格でも機械的に決めた金額で購入していくので、

もちろん価格が高いときに買っている場合もあります。

大きく短期的なリターンを狙う人は、ピンポイントでここだ!

と思った時に集中的に資金を投入するかと思いますので、

どうしてもコツコツ増やす手法となってしまいます。

ま、積立投資なので当たり前ですが笑

3.ドルコスト平均法のメリット

平均購入価格を下げる効果があるドルコスト平均法ですが、

その他にもメリットがあります。

メリット

①平均購入価格を下げられる
②手間が少ない
③精神的負荷が少ない

① 平均購入価格を下げられる

すでに1章でご説明しているのでカンタンにですが、

毎月など定期的に定額を購入することで、平均購入価格を下げる手法です。

定額なので購入量はその時の購入資産の価格によって変動します。

② 手間が少ない

自分でチャンスを見てトレードする、いわゆる裁量トレードだと、

知識と経験が必要となり、それらを身に着けるのに多くの時間を使ってしまいます。

さらに実際には相場分析も常にしないといけないので、手間が大きいです。

その反面、ドルコスト平均法であれば機械的に積立ていくので手間はほとんどかかりません。

③ 精神的負荷が少ない

②と似ている部分もありますが、

機械的に積立てるので価格の変化に一喜一憂することもありません。

裁量トレードを経験したことがある人など、分かる人には分かると思いますが苦笑、

含み損を抱えているときはすごく落ち着かなく、不安になってしまいます。

金額が大きいと仕事も手がつかないくらいに、、、

ドルコスト平均法はいつか上がるときのために、

効率よく買ってるくらいの気持ちなので、かなり気持ちの面で負荷が少ないと思います。

4.手動積立FXでの具体的な積立方法

具体的な積立方法、つまり毎月定額を買えばいいだけなのですが笑

FXの場合はレバレッジをかけるので少しややこしいです。

例えばメキシコペソを3万円ずつつみたてする場合、


【為替レート4.5円】であれば、

3万円 ÷ 4.5円 = 6,666通貨

レバレッジ2倍であれば2倍の13,333通貨

レバレッジ3倍の場合は20,000通貨。

次の積立時に【為替レートが5.0円】になっていれば、

3万円 ÷ 5円 = 6,000通貨

レバレッジ2倍であれば2倍の12,000通貨

レバレッジ3倍の場合は18,000通貨。

実際は1,000通貨単位のFX会社が多いので、

端数が出てしまいますが、イメージはこんな感じです。

もちろんSBI FXトレードの自動FX積立でも良いのですが、

↑の通り簡単に手動(自分)で積立できるので、

手動積立をおススメします。

さて本記事はここまでですが、

手動積立FX(スワップ投資)については、始め方や通貨選び、運用のポイントなど、

↓の記事にまとめているので是非見てみてください。

さいごに、

手動トラリピの始め方/設定/通貨選びなど、手動トラリピについての情報はこちら↓に詰め込んでいるので、

ぜひ一度見てみてくださ~い♪

現在運用中の手動トラリピ実績と、その実績を出した設定はこちら↓の記事に纏めています。

皆さんの手動トラリピ運用の一助になると嬉しいです♪

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