

月利9.3%、年利換算で111%なのでなかなかの成績だったかと思います。
メキシコペソ/円、豪ドル/NZドルの2つの通貨ペアでどのように26万円の利益を生み出したのか?
実績報告を兼ねてご紹介します。
1.まずは9月の実績
9月の実績は冒頭でご紹介した通り、280万円の資金に対して26万円の利益でした。
ただ「メキシコペソ/円」と「豪ドル/NZドル」で資金が全然違うので別々にご紹介しますね。
① 豪ドル/NZドル
豪ドル/NZドルは8月からトライアル的に始めたのですが実績はこんな感じでした↓
・資金:16万円
・利益:17,335円
・月利:9.7%
月利は月ごとに変動があるのであくまで目安ですが、年率換算すると年利116.4%となります。
FXは資金によって手間は変わらないので、例えば資金が100万円あれば100万円の9.7%で9.7万円の利益です(のはずでした)。
この豪ドル/NZドルは急な騰落が少なく安定した動きとなっているので、
現在は資金を30万円程度まで増やしています。
今後も毎月の入金で運用資金を増やしていく予定です。
② メキシコペソ/円
こちらはメインでずっと続けている通貨ペア、メキシコペソ/円です。
・資金:270万円
・利益:243,500円
・月利:9.2%
メキシコペソ/円の方が資金量が全然多いのでさすがに利益もけた違いに多いですが、
利益率でみると豪ドル/NZドルの9.7%と比較すると少し低めです。
メキシコペソは定期的に史上最安値を更新していたり(直近だとコロナショック後の4月)、
9月18日ごろから始まった30pips以上もの急落など、安定性に少し欠ける部分もあります。
ただ、今は下値が限られるのでこの先ずっとではなく、期間を区切って運用する分には今は投資のチャンスかと思います。
③ 資産と利益の推移
資産は手動トラリピ分のみで、利益は「メキシコペソ/円」と「豪ドル/NZド」の手動トラリピ分を合算にしています。
(豪ドル/NZドルはまだ資金が少なく利益も少ないので)
オレンジの棒グラフが「メキシコペソ円」と「豪ドル/NZドル」の口座資金の合計で、
青の折れ線グラフが「メキシコペソ/円」と「豪ドル/NZドル」の手動トラリピの利益額です。
※毎月口座へ入金しているので、利益と資産を足しても次の月の資産額とは合致しません。

9月はメキシコペソが爆上げしたので大きな利益となりました。
ただ9/18頃からの急落で早めに損切りして12万円ほど損失が出たので、
少し損切りを我慢していれば、40万円程度の利益となっていました。
たらればの話ですが・・・。
2.それぞれの通貨ペアの設定/運用方法
それぞれの通貨ペアの設定をご紹介します。
豪ドル/NZドルは8月からの運用、メキシコペソ/円は8月の途中で運用ルールを変えたので、
今後もこの設定で継続的に利益が出せるかが勝負どころです。
① 豪ドル/NZドル
手動トラリピはカバー範囲(高値~安値)をどこにするか最初に決めますが、
すぐに資金が用意できなかったので9月までは16万円、10月運用分からで30万円程度の資金となります。
ですので数年単位で見たレンジの範囲まではカバーはしきれていません。
最初に設定をお見せするとこんな感じです。
・カバー範囲:1.05438~1.10438
(500pips)
・トラップ数:50本
・トラップ幅:10pips
・利確幅 :10ips
・1トラップ=2,000通貨
・9月利益額/率:17,335円/9.7%
トライアルを始めた当初は資金が足りなくて200pips程度しかカバー出来ていませんでしたが、
利益の再投資と毎月の入金で下記で説明する青線の狭いレンジ幅はカバーすることができてます。
下の豪ドル/NZドルの月足チャートを使って説明していきますね。

過去5年位で見ると(見えないと思いますが、、)、
赤線の1.00000~1.14000の範囲がレンジ相場、
もう少し短い過去2年くらいでみると、
黄色線の1.02000~1.10779(コロナショックは一旦無かったことにして、、)、
今回は過去数か月間の、青線の1.05638~1.10438をカバー範囲としています。
高値~安値まで480pipsです。
現在の設定で50本のトラップを10pips幅で仕掛けているので、
この過去数か月間の480pipsの範囲はとりあえずカバーできています。
より長期の安定運用のためにはもっとトラップを増やして、
カバー範囲を黄色線 or 赤線の範囲まで広げないといけないですが。
② メキシコペソ/円
早速現在の設定の設定をお見せします。
・カバー範囲:4.94円~5.03円
・トラップ数:22本
・トラップ幅:0.4銭(0.4pips)
・利確幅 :0.5銭(0.5pips)
・1トラップ = 20万通貨
・9月利益額/率:243,500円/9.2%
5円を突破した際にカバー範囲が少し上のレンジへ移動したので、現在はカバー範囲を外れている状態となります。
メキシコペソ/円は8月の途中まではかなり狭い範囲で売買を繰り返し、
狙ったレンジを外れたらスワポをもらいながら放置というトレード方法でした。
※実績とトレード方法の詳細はコチラの記事でご紹介してます↓
ただ、カバー範囲を外れてしまい6月くらいから1,2か月間トレードできない期間が続いたのでロング(買い)のみの手動トラリピへ切り替えました。
と言っても大きく変わったのは、IFD注文を入れる値幅と利確幅くらいですが。。
今回トラップ値幅は0.4銭(0.4pips)、利確幅は0.5銭(0.5pips)なので豪ドル/NZドルよりカバー範囲は狭いです↓

チャートはメキシコペソ/円の日足で、赤線の間の4.94円~5.03円がカバー範囲です。
カバー範囲が狭いのでカバー範囲でレンジになってくれれば爆益なのですが、
ひとたびカバー範囲を外れるとスワポ生活が始まります。
ただ他に「豪ドル/NZドル」の手動トラリピを運用していたり仕事をしながらと言うのを考えると、
トレードする時としない時にメリハリがついて自分には合っています。
もっと長期で安定運用を目指す場合はカバー範囲を広げないとですね。
ちなみにメキシコペソの場合はショート(売り)は持ちません。
スワップポイントが高いゆえに、マイナススワップも高いのでロング(買い)のみとしています。
メキシコペソは以下の2点からおススメの通貨です。
(定期的に史上最安値を更新しているので、ある程度の期間限定という条件で)
①コロナショックで史上最安値を更新しており、下値は限られる
②スプレッドが安くスワップポイントが高い
3.手動トラリピの始め方
手動トラリピの始め方は以下の記事で通貨ペア選びから、実際に始めるまで解説しているので、
手動トラリピを始めてみたい方はぜひ見てみてください↓
そもそもトラリピって何?という方はこちら↓
FX未経験の方、もしくは初心者の方はスワップポイント投資、
もしくは少額の裁量トレードから始めるのがおススメです。
トレード頻度が少ないので、FXを仕組みを実践しながら理解するのに最適で、
その後の手動トラリピへステップアップがしやすくなります。
スワップ投資の始め方はコチラの記事からどうぞ↓
手動トラリピではなくちょっと番外のお話になってしまいますが、
もし裁量トレードに挑戦するぞ!
という方にはトレードスタイルごとのおススメ口座をこちらでご紹介しています↓
書籍でFXの勉強をしたい!
という方には用語やチャートなど勉強する目的やレベルごとにおススメ参考書をご紹介しています↓
最後にTwitterにてFX相場状況や実績などツイートしていますので、
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