

実は手動トラリピでも有効な通貨となります。
今回はなぜ手動トラリピにメキシコペソがおススメなのか?
おススメ理由ついてご紹介します。
Contents
1.手動トラリピにメキシコペソがおススメな理由
この記事ではメキシコペソでの手動トラリピ運用や、
手動トラリピの通貨選びに迷っている方に向けて、
メキシコペソ円のおススメ理由をご紹介しています。
すでにメキシコペソ円に興味がある方は具体的な設定を解説している記事をどうぞ↓
現在手動トラリピで複数の通貨ペアを運用していますが、
メキシコペソは私が手動トラリピで運用している通貨の中でも一番資金の多い通貨となります。
そんな私が愛してやまない(笑)メキシコペソのおススメポイントをご紹介します。
①短期的には買っておけば利益が出る(絶対ではないです、、)
②スワップポイントが高い
※ロングのみのトラリピの場合
③証拠金が安い
④格付けが比較的高い
⑤スプレッドが狭い
の5つとなります。
それでは①~⑤のおススメな理由をこのあと深堀してご紹介していきます♪
① 短期的には買っておけば利益が出る(絶対ではないです、、)
まずはこちら↓の2010年以降の月足チャートをごらんください。

2020年以降だと、2014年11月の8.7円が最高値、2020年4月の4.2円が最安値となります。
ちょっとこれだと高低差があって手動トラリピに向かないのですが、
もう少し直近の2016年以降(過去5年)の月足チャートを見てみましょう↓

2016年以降の過去5年で見ると、2016年1月の6.99円が最高値、2020年4月の4.2円が最安値となります。
さらに過去3,4年くらいで見ると、2017年7月の6.43円もしくは、2020年2月の6.01円を最高値とみる事もできます。
さすがに6年前の7円近くにすぐに上昇するとは考えにくいので、コロナショック前の高値
・2016年1月:6.99円
・2017年7月:6.4 円
・2020年2月:6.01円
あたりまでの回復が妥当な線かと思います(数年のスパンだと)
また現在の為替レートと上記の過去高値の差はコロナショックによる経済活動停滞の影響とも考えられるので、
コロナの影響が収まってくればこれらの高値くらいまでは回復すると見ても良いかと思います。
つまり何も考えずに買っていても、上記の高値くらいまでは利益を出し続ける事ができると考えています。
ただ豪ドル/NZドルのように長期でレンジになっているわけではなく、
過去チャートを見ると、ある一定の範囲をいったりきたりする動きでもないので、
期間限定でロングのみの手動トラリピが、メキシコペソには良いかと思います。
② スワップポイントが高い
メキシコペソはトルコリラ,南アフリカランドと一緒に高金利通貨3兄弟なんて呼ばれることもあります。
記事執筆時点(20年9月)での高金利3兄弟のスワップポイントは、高スワップポイントで有名なLIGHT FXで以下となっています。
※1万通貨あたり1日のスワップポイント
・トルコリラ :17円
・メキシコペソ :7.1円
・南アフリカランド:8.1円
3通貨の中ではメキシコペソは一番スワップポイントが低いですが、
このあとご説明する証拠金が安いので、実質は高いスワップポイントと言えます。
ちなみに高金利3通貨のスワップポイントは定期的にランキング化しています↓
ここではスワップポイントをより身近に感じるために、
それぞれの通貨を100万通貨、1年間保有した場合のスワップポイントを比較しました↓
※スワップポイントは変動なし、為替レートは記事執筆時点(20年9月)で試算
・トルコリラ
620,500円
・メキシコペソ
259,150円
・南アフリカランド
295,650円
この数字だけ見るとトルコリラがすごく魅力的に見えますが、絶賛最安値更新中ですからね。。。
③ 証拠金が安い
これは南アフリカランドにも言えることですが、証拠金が安いため少ない金額で取引できます。
執筆時点(20年9月)のレートで1万通貨の証拠金は以下となります。
・トルコリラ
5,524円
・メキシコペソ
1,980円
・南アフリカランド
2,568円
1万通貨くらいの差だとあまり大きく感じないかもしれませんが、
これが10万通貨、100万通貨と考えるとかなり大きな差になってきます。
そして証拠金が安いということは、その分多くの通貨を保有する事ができるので、
もちろんスワップポイントもその分多くもらえることになります。
例えばトルコリラの証拠金はメキシコペソの2.5倍程度必要なので、同じ資金であればメキシコペソを2.5倍買えます。
・トルコリラ :5,524円
↕ 2.5倍の差の証拠金 ↕
・メキシコペソ:1,980円
メキシコペソのスワップポイントはここ最近で一番高い会社だと7.1円程度です。
2.5lot(2.5倍)買うとすると7.1円×2.5lot=17.75円となります。
つまり微差ながらトルコリラの17.6円より実質高いスワップポイントとなります。
・トルコリラ :17.6円
・メキシコペソ:17.75円=7.1*2.5
一見高いスワップポイントに見えても証拠金を加味すると高くないこともあるんですね。
④ 格付けが比較的高い
トルコ・メキシコ・南アフリカはどれも新興国なので、アメリカや欧州、日本と比べるともちろん格付けは低いですが、
メキシコは新興国の中では比較的高い格付けがされています。
格付けは格付け会社が行っており、今回は三大信用格付会社である
・スタンダード&プアーズ
・フィッチ・レーティングス
・ムーディーズ
の格付けで比較していきます。
●トルコ
S&P/BB
フィッチ/BBB-
ムーディーズ/B1
●メキシコ
S&P/A-
フィッチ/BBB
ムーディーズ/A3
●南アフリカ
S&P/BBB-
フィッチ/BBB
ムーディーズ/Baa2
格付け会社によって表記が違うので少し分かりにくいかもですが、
どの格付け会社からもメキシコが一番高い評価をされています。
信用が低いと通貨安や最悪デフォルト(債務不履行)を起こして通貨の価値が無くなるなんてこともありますので、
(デフォルトはそんなしょっちゅう起きることではありませんが、)
格付けが高いというのは大事なこととなります。
⑤ スプレッドが狭い
高金利通貨と言うとスプレッドが広いイメージがあるかもしれませんが、
意外にメキシコペソはスプレッドが狭い(FX会社よる)です。
執筆時(20年9月)時点で一番狭いスプレッドは各通貨以下となります。
・トルコリラ
1.5銭
・メキシコペソ
0.2銭
・南アフリカランド
0.7銭
手動トラリピは売買を何度も繰り返す手法なのでスプレッドの影響が大きいです。
メキシコペソの0.2銭は他の通貨と比べても最狭クラスかと思うので、
スプレッドが狭い分利益が増えることになりますね。
2.メキシコペソにおススメのFX会社
① セントラル短資FX
はい、これは声を大にして言いたいですが「セントラル短資FX」一択です。
スプレッドが0.2銭と一番狭く、スワップも執筆時点で1万通貨当たり7円と最高水準です。
詳しくは以下の記事でもご紹介していますが、取引アプリの使いやすさもおススメに1つです。
② LIGHT FXとみんなのFX
この2つはともにトレイダーズ証券のサービスで、
スペックがほぼ同等のため一緒にしています。
スワップが高いのはもちろんですが、
何と言ってもロングとショートのスワップ差がほぼ無いのが魅力♪
普通は両建てすると結構マイナススワップが大きいので、
ハーフ&ハーフや両建て派におススメです!
手動トラリピの始め方/設定/通貨選びなど、手動トラリピについての情報はこちら↓に詰め込んでいるので、
ぜひ一度見てみてくださ~い♪
現在運用中の手動トラリピ実績と、その実績を出した設定はこちら↓の記事に纏めています。
皆さんの手動トラリピ運用の一助になると嬉しいです♪
最後にTwitterにてFX相場状況や実績などツイートしていますので、
ぜひフォローして頂けるとうれいしいです!