

なるべくマイナススワップのトレードはしたくなくても、仕方ないときもありますよね。
そんなときにおススメのマイナススワップの少ないFX口座を4つご紹介します。
Contents
1.マイナスのスワップポイントとは?
① スワップポイントがマイナスになる理由
スワップポイントと言えば毎日もらえる金利収入のようなもの、
ですが中にはスワップポイントがマイナスになる通貨ペアが存在します。
詳しくは以下の記事で解説しているのでコチラをご覧頂ければと思いますが↓
スワップポイントがマイナスになるには2つのパターンが存在します。
①ショート(売り)で取引する場合
→ドル/円 など
②ロング(買い)で取引する場合
→ユーロ/ドル など
①はドル円のように通常ロングでポジションを持てばプラススワップの通貨ペアなので、
反対のショートのポジションを持つとマイナススワップとなるパターンです。
一方②はユーロ/ドルのようにもともとロングがマイナススワップとなる通貨ペアなので、
反対のショートポジションを持つとプラススワップになるパターンです。
※今は新型コロナウイルスの影響でほぼ金利差は無い通貨が多いのです。
マイナスとは言えスワップポイントなので毎日FX口座からお金が引かれていきます。
ではなぜマイナスになるような通貨ペアで取引をするのでしょうか?
② マイナスのスワップポイントで取引する理由
よくあるのはロング(買い)の場合にプラススワップとなる通貨ペアで、
ショート(売り)から始める場合です。
FXはご存じの通りロング(買い)からもショート(売り)からも始められるので、
もちろんショート(売り)から始まる場合もあります。
今後取引する通貨ペアの為替レートが上がると思えば買い(ロング)から、
下がると思えば売り(ショート)から取引をします。
この上がるとき、下がるとき両方で利益が狙えるのもFXの魅力の1つですね。

③ 売り(ショート)=マイナススワップではない?
1章で触れた部分と一部重複しますが、2つの通貨の金利差からスワップポイントが決まりますので、
低金利通貨を売って高金利通貨を買う場合、
例えば米ユーロ/米ドルの場合、ショート(売り)の場合は
米ドルを売って、ユーロを買いますがロングでマイナススワップなので、
反対のショートの場合はプラススワップとなります。
ちょっと混乱してしまうので一度整理してみましょう。
下記はロング(買い)の場合プラススワップになるかマイナススワップになるかです。
※金利やスワップポイントは変動しますので、この限りではありません。
※先頭の通貨を買って、後ろの通貨を売ります。

【プラススワップの通貨ペア】
・トルコリラ/円
・南アフリカランド/円
・メキシコペソ/円
・米ドル/円
【マイナススワップの通貨ペア】
・ユーロ/米ドル
・ユーロ/ポンド
・ユーロ/オーストラリアドル
2.マイナススワップを防ぐには
これは大前提としてはマイナススワップとなるような取引をしないことです。
①高金利通貨でショート(売り)のトレードをしない
②スワップポイントが付与される前に決済する
また両建て(買い/売りのポジションを同数持つ)の場合、
通常マイナススワップの方が大きいので、これでもマイナスとなってしまいます。
ただ数は少ないですがFX口座によっては両建てでスワップポイントがプラスマイナスゼロとなる会社もあります。
これは下げ相場で売り(ショート)から始めた時や、
相場の急変で緊急避難的に両建てしたいときにはすごく助かりますね。
そんな両建てでマイナスにならない、お助け口座を3章にてご紹介します。
3.両建てでマイナススワップにならない2つの口座
現在両建てしてもマイナスにならない、FX口座が2つあります。
どちらも両建てした場合のスワップポイントがプラスマイナスゼロになります。
① みんなのFX

みんなのシストレやバイナリーオプションも取引できるみんなのFX。
スプレッドが狭いことはもちろん、スワップポイントも高めなので人気のFX口座です。
② LIGHT FX

みんなのFXと同様トレイダーズ証券が母体のFX会社です。
シストレなどのFX以外のサービスは無いのでFXのみのサービス展開となります。
ただ、スワップポイントについてはLIGHT FXの方が高めです。
4.マイナススワップが少なめの口座
こちらは両建てでスワップポイントがプラスマイナスゼロにはならないけど、
比較的マイナススワップが少ない口座を2つご紹介します。
① DMM FX

最近は新型コロナウイルスの影響で金融市場が荒れているので、落ち着いてから別途確認が必要ですが、
以前は豪ドルやNZドルのマイナススワップが低い口座でした。
DMM FXさんは初心者向けのサービスやツールが充実しているのでおススメの1社です。
② セントラル短資FX
こちらもDMMFXさんと同様金融市場の動揺が収まってから確認が再度必要ですが、
以前は米ドル・トルコリラ・南アフリカランドのマイナススワップの低い口座でした。
セン短さんはメキシコペソのスプレッドの狭さとスワップポイントの高さが売りで、
ペソラーの皆さんに人気の口座となります。
4.まとめ
マイナススワップポイントが付くようなポジション(注文)は極力持たない方が良いのですが、
市況によっては持たざるを得ない場合もあります。
ただ、そもそもプラスのスワップポイントが低いと利益にならないので、あまりマイナススワップだけに目がくらまないように要注意です。
※売買差益狙いのトレードの方はあまり気にする必要はないかと思いますが。
他にも目的別のおススメ口座やおススメFX書籍の記事もぜひ覗いていってみてください↓
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