私も始めたばかりは何が合っているか分かりませんでした。
そこで、大きく4つある取引/トレードスタイルとそのメリット/デメリット、
初心者の方におススメの取引/トレードスタイルをご紹介します。
1.4つの取引/トレードスタイルとは?
FXには以下に記載している4つの取引/トレードスタイルがあり、それぞれメリット/デメリットがあります。
まずはそれぞれの特徴を確認していただき、おススメのご紹介ができればと思います。
①スキャルピングトレード
②デイトレード
③スイングトレード
④スワップトレード
下に(①から④へ)下がるにしたがって、売買頻度が少なくポジション(買い注文/売り注文)を保有している時間が長くなります。
それではまずは順に特徴を見てみましょう。
① スキャルピングトレード
スキャルピングトレードは超短期で非常に多くの売買を行う手法で、小さな利益を積み上げていく手法となります。
人によって幅はありますが1分間に数回~数十回もの取引を行います。
そのため、皆さんが良くイメージされるトレーダーの通り、取引画面に張り付いて常に取引をするスタイルとなります。
【メリット】
近い未来の為替レートを予測するので、初心者でも比較的予測しやすいです。
明日のレートより1分後のレートの方がまだ予想しやすいですよね?
また、超短期で何回も売買するので経験値は一番早くたまりますので成長も早いです。
【デメリット】
常に取引画面にはりついていなければならないので、取引中は他のことは何もできないことですね。
② デイトレード
デイトレードはスキャルピングよりも少し長めの時間軸で、1日の間に数回取引をするイメージです。
ポジション(買い注文/売り注文)を持っている時間は数時間~長くても1日で、基本的には翌日までに持ち越すことはしません。
【メリット】
スキャルピングのように取引画面に張り付ていなくて良いので時間の自由があります。
また、後述のスイングトレードに比べると近い未来の為替レートを予測するので、こちらも比較的に初心者に優しいです。
【デメリット】
メリットの裏返しとなってしまいますが、スキャルピングよりは長い時間での取引となるのでスキャルピングよりは比較的レートの予想が難しいです。
スキャルピング、デイトレード、スイングトレードを改めて短い時間での取引で取引回数が多い順番に並べると、
スキャルピング > デイトレード > スイング
となります。
③ スイングトレード
売買差益を狙うトレードとしては一番売買回数が少なく、ポジション(買い注文/売り注文)の保有期間が長いトレードスタイルとなります。
※後述のスワップトレードは売買差益ではなく、スワップポイントと呼ばれる金利収入が主目的となります。
ポジションの保有期間は数日~長いと1週間程度になります。
1日1回も取引しないので時間の余裕は非常にあります。
【メリット】
やはり時間の自由があるのが一番大きいメリットです。
ポジションを持ったあとはほぼ自由になるので他のことに時間を使うことができます。
※全く何もしないわけではないです。
また、売買回数が少ない分スプレッドと呼ばれるFXでいう取引手数料がかかる回数が少ないので、コスト面でも有利になります。
【デメリット】
取引回数が少ないので念入りに分析をして立てた戦略をもとに慎重な売買が求められます。
スキャルピングであれば1回の売買の利益が少ない分失敗しても損失も少ないのですが、スイングの場合は利益が大きい分損失も大きくなります。
ですので、経験の少ない初心者の方にはちょっとハードルの高い取引手法となります。
④ スワップトレード
スワップトレードについては特に正式な名称があるわけではなく、スワップ投資やスワップ狙いの長期保有などいろいろの俗称があります。
前述の①~③との決定的な違いは、①~③は売買差益を狙った取引あるのに対して、スワップトレードは長期保有によるスワップポイントが狙いとなります。
ですのでカンタンに言ってしまうと、基本的には買ったらそのまま持っているだけというスタイルとなります。
【メリット】
スワップトレードの場合は資金管理さえしっかりできていれば、①~③に比べれば特に知識なく始められるので初心者に方におススメです。
資金管理も難しいことをすることはなく、口座の証拠金維持率を見てレバレッジを自分で決めた倍率に保つだけとなります。
【デメリット】
やはり売買差益狙いの取引/トレードスタイルと比較するとどうしても利益率は低くなってしまいます。
ただ、トルコ、メキシコ、南アフリカに代表される高金利通貨はそれでも、取引方法によっては年10%を超えるような利益率も狙えるので、取引/トレード手法として十分選択肢に入ってきます。
2.初心者におススメの取引/トレードスタイルは?
これはズバリ未経験者であればスワップトレード、初心者であればスキャルピング or スワップトレードとなります。
※この限りではないので、ご参考程度に見てください。
その理由の前に以下に取引/トレードスタイルごとの特徴を纏めましたので見てみましょう。
少し表を補足すると始めやすさは専門知識や経験の必要性を表しています。
もちろんあることに越したことはないのですが、◎が比較的必要ない、✖は比較的必要といった見方になります。
また、利益率は①~③の中では特に差はでませんので「①~③」と「④」を比較した形となります。
取引する人の生活スタイルや資金によって合う取引/トレードスタイルは変わりますので一概には言えませんが、冒頭でも少し触れた通りおススメは以下となります。
未経験者→比較的知識の必要ないスワップトレードから始めて、FXの感覚やルールを覚える
初心者 →リスクの比較的少ないスキャルピングから始める。
中級者以上→デイトレーディング、スイングトレードに移り時間的自由も確保。
3.まとめ
他の方も見ていると、スキャルピング or スワップもしくはその両方から始め、デイトレ、スイングと取引/トレードスタイルを変えていく人が多いようです。
ただすでにやりたいこと(取引/トレード手法)が決まっているようでしたら、上記に限らずぜひチャレンジしていただいて問題ないと思います。
あくまで今回は、まだ方向性が決まっていない方へのおススメとなりますので (_ _))ペコッ
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