FXの中でもスワップポイント投資以外にもホッタラカシ投資と呼ばれるものがあります。
本記事ではスワップポイント投資以外のホッタラカシ投資についてご紹介していきます。
Contents
1.ホッタラカシ投資の種類
別の記事でメキシコペソによるホッタラカシ投資をご紹介しました。
本章ではまずスワップポイント狙い以外も含めホッタラカシ投資をご紹介します。
① システムトレード
あらかじめ決められたルールに従って、システムが自動的にトレードを行うトレード手法。
自分で開発(ルール作り)をするものや、あらかじめ用意されたステラテジーから選択するものもがある。
最近はやっているEA( Expert Advisor(エキスパートアドバイザー) と呼ばれるMT4用の自動売買プログラムもシステムトレードの一種。
みんなのFXの「みんなのシストレ」
セントラル短資FXの「セントラルミラートレード」
などがシステムトレードに当たります。
② 自動売買(リピート注文系)
自動売買と混同しがちですが、こちらはある程度の値幅の中に複数の指値注文やIFD注文を入れて置き、為替レートが上下することで利益を出す仕組み。
主にレンジ相場で使われる手法で、トレンドが出来てレンジを外れると弱い。
マネースクエアの「トラリピ」
アイネット証券の「ループイフダン」
などが自動売買(リピート注文系)に当たります。
③ スワップポイント狙いの長期保有
他の2つと比べると一番シンプルでただ保有しているだけで、2つの通貨間の金利差に応じたスワップポイントを受け取れる。
資金管理さえしっかりしていれば、一番安全です。
FXにおけるホッタラカシ投資のの種類
①システムトレード
②自動売買
③スワップポイント狙いの長期保有
2.それぞれのホッタラカシ投資のメリット/デメリット
ホッタラカシといっても実際には少し手間はかかっていたり、効率が違ったりと それぞれ特色があるので
① 初心者の始めやすさ
ここが一番大事かと思いますが、やはりただ持っているだけのスワップ狙いの長期保有が一番ハードルが低いです。
もちろん資金管理は必須ですが他の2つのに比べる大分楽です。
システムトレードは、開発はさておき用意されたストラテジーから自分に合うものを選ぶのが難しいです。
↓このような形で数多くあるストラテジの中から選ぶのですが、システムトレード専門の用語などもあり自分に合ったものを見つけるのが少し難しいです。
トレード手法にも旬があって、今まで通用していた手法が急に通用しなくなったりします。
また、資金や許容できるリスクによっても選び方が変わってきます。
バックテスト(対象のストラテジーを過去の相場に当てはめて検証)もできますが、バックテストで優秀でもいざ使ってみたら利益が全然でなかったり。。
自動売買(リピート注文)はハマれば利益が出るのですが、この「ハマる」までが難しく適切なFX会社(プログラム)選び、通貨ペア選び、適切な設定などなど、少し事前勉強が必要となってきます。
ハマればホッタラカシで利益が出ますが、このハマるまでのハードルが少し高いです。
以下の画面はトラリピですが、結構設定する項目が多く最初の設定によって大きく成績が変わります。
もちろん運用しながらチューニングしますが、ある程度の知見が必要となってきます。
② 資金効率
ここはスワップ投資以外は選択するストラテジーや設定によって変わってしまうので、あくまでネットや周りの人の声を聞く限りですと、
システムトレード :年利 10-20%
自動売買(リピート系):年利 10-15%
スワップ投資(ペソ) :年利 30-40%程度
という感じでした。
システムトレードや自動売買では手数料がかかったり、スプレッドが通常の取引よりも広かったりとコスト面でも不利なので上記のような差が出ている一因になっています。
③ 少額から始められるのは?
どれも自分でいくらから始められるのか決められるので、どれでもあまり変わりません。
ただ、特に自動売買(リピート注文)について少額からでももちろん可能ですが、ある程度(20-40万円程度)の資金がないと効率がかなり悪くなってしまいます。
自動売買をやったことがある人はピンとくるかもしれませんが、トラップ本数が少なくなってしまったり、本数を維持しようとするとトラップ当たりの利益が少なくなってしまうからです。
※ここでは詳細な説明は割愛します。
ホッタラカシ投資3手法では、スワップ投資が以下の理由でおススメ。
・初心者向け(カンタン)
・資金効率が良い
・一番ホッタラカシにできる
3.まとめ
総合的にはスワップ投資が一番おススメという結果となりました。
まだシステムトレードや自動売買(リピート注文)で年利30%以上、のような成果は聞いたことがありませんが今後、技術やトレード手法の発展でそのような結果をだすことができるかもしれません。
とはいえ、やはりメキシコペソに限らずですが、どうしても比較するとスワップ投資の方が効率も良くカンタンなので、私は今回の3つの中ではスワップ投資をおススメしたいと思います。