スワップ投資のレバレッジの決め方~計算方法も伝授~
Tomo
スワップ投資もFXなのでロスカットにならないレバレッジ設定が重要となります。

適切なレバレッジを設定する事で利益を最大化しつつ、リスクも極力減らせます。

この記事を読んでいただくと、スワップ投資においての適切のレバレッジの設定/計算の仕方が分かり、

スワップ投資の利益率アップとリスク低減も期待できます。

1.適切なレバレッジとは何倍?

適切なレバレッジは通貨ごとに異なりますが考え方は同じで、過去チャートを見て現在の為替レートからどの程度下がりそうか、

どの程度下がっても問題ないかを見て判断します。

先に答えを言ってしまうと、以下が執筆時8/20時点での推奨レバレッジとなります。

※計算に使った為替レートは執筆時のレートなので、計算するタイミングの為替レートによって変動します。

高金利3兄弟の適正レバレッジ

トルコリラ 
 レバレッジ/2.8倍(参考)

メキシコペソ
レバレッジ/5.8倍

南アフリカランド
レバレッジ/7.9倍

では実際に通貨ごとに見てみましょう。

通貨はスワップ投資に人気の、

トルコリラ
メキシコペソ
南アフリカランド

の3通貨でご紹介していきます。

① トルコリラ

最初は史上最安値更新中のトルコリラの月足で過去5年の動きを見てみましょう。

結論から言うとチャートの通りずっと安値を更新し続けているので(一時回復してますが)、

どこまで下がるか(どこで下げ止まるか)が分からない状態です。

仮で10円まで下がるとすると、

執筆時の為替レートは14.1円で最安値との差は「4.1円」なので、

「4.1円」下がってもロスカットされないレバレッジを設定します。

計算方法は2章でご説明しますが、レバレッジ2.8倍まではロスカットされない計算です。

ただ、仮なので10円で下げ止まるか不明ですが・・。

② メキシコペソ

こちらも同じく過去5年の月足チャートです。

メキシコペソも20年3月のコロナショックで4.22円という最安値を付けました。

執筆時の為替レートは4.8円で最安値との差は「0.58円」なので、

「0.58円」下がってもロスカットされないレバレッジを設定します。

こちらも計算方法は2章でご説明しますが、レバレッジ5.8倍まではロスカットされない計算です。

③ 南アフリカランド

最後もコロナショックで史上最安値を更新した通貨、南アフリカランドです。

同じく20年3月のコロナショックで5.6円という史上最安値をつけました。

執筆時の為替レートは6.1円で最安値との差は「0.5円」なので、

「0.5円」下がってもロスカットされないレバレッジを設定します。

計算方法は2章でご説明しますが、
レバレッジ7.9倍まではロスカットされない計算です。

2.適切なレバレッジの計算方法

レバレッジの計算をするにはロスカットレートを算出する必要があるので、

先にロスカットレート算出についてご説明します。

為替レートは執筆時のレートで計算しているので、実際には計算する際に最新の為替レートを当てはめてください。

また購入通貨数は仮で入れて最後まで計算し、結果に合わせて購入通貨数を増減させて調整します。

※イメージつきずらいと思いますので、一度最後まで読んでいただき、その後ご自分で計算してみると理解しやすいです。。

① ロスカットレート算出の計算式

計算で使う資金は仮で10万円としていますが、これは1万円など他の金額でも同じ結果となります。

資金が変わる場合は購入する通貨数を増減させて、ロスカットレートがそれぞれの通貨の最安値を下回らないようにします。

ロスカットレートは

余剰金 / 取引通貨量

で計算します。

それでは実際に各通貨で計算してみましょう。

1. トルコリラ

それでは現在の為替レートは14.1円、最安値は10円(最安値更新中のため仮)、

つまり4.1円下落しても耐えられるよう計算してみます。

その前に余剰金の計算式(といってもただの引き算ですが、、)をご説明します。

余剰金
口座内の金額から証拠金を引いた金額、つまり口座内の余剰金額をとなり以下の計算式で算出します。

10万円 - 1.128万円 = 8.8872万円

※証拠金は取引金額×4%なので、14.1円×20,000通貨×4% となります。

取引金額を計算するための購入通貨数ですが、一旦仮で入れて先の計算へ進み、カバーしすぎ or 足りない場合は通貨数を増減させて微調整します。

これらをロスカットレート計算式の「余剰金 / 通貨数量」に当てはめて計算すると、

8.8872万円 / 20,000通貨 = 4.436円

つまり現在の14.1円から4.436円の下落までロスカットされないので、想定で最安値としていた10円まで下落してもロスカットされないということになります。

ロスカットレートの計算は資金か購入する通貨数が決まらないと計算できませんが、

恐らく資金は決まっている方が多いかと思いますので、資金に合わせて通貨数を調整してロスカットレートを計算します。

トルコリラの場合も19,000通貨だとももうちょっといける、21,000通貨はカバーできないな、、

なんて1,000通貨ずつ増減させて計算しました。

2. メキシコペソ

メキシコペソは為替レート4.8円、最安値は4.22円なので0.58円下落しても耐えられるよう計算します。

余剰金
10万円 - 2.304万円 = 7.696万円

ロスカットレートまで
7.696万円 / 120,000通貨 = 0.64円

となるので、現在レートから最安値の4.22円(0.58円の下落)に耐えられます

ちなみに130,000通貨だと0.577円までの下落耐性なので、ギリギリカバーできない結果となりました。

3. 南アフリカランド

為替レートは6.1円、最安値は5.6円なので0.5円の下落に耐えられるようにします。

余剰金
10万円 - 3.172万円 = 6.828万円

ロスカットレートまで
6.828万円 / 130,000通貨 = 0.52円

となるので、現在レートの6.1円から最安値の5.6円ま(0.5円の下落)に耐えられます

② 適切なレバレッジの計算方法

先ほど計算したロスカットレート(までの値幅)をもとにレバレッジを計算していきます。

レバレッジの計算式は、

取引金額 / 口座内資金(有効証拠金)

となります。

計算式の口座内資金(有効証拠金)を補足すると、既存のポジション(注文)が無く新規で始めるときは、計算式の右辺は口座内資金で良いのですが、

すでに取引しており評価損益が発生している場合はそれを加味した金額、つまり有効証拠金となります。

こちらは計算カンタンなので3通貨まとめて計算します。

3通貨のレバレッジ

トルコリラ
 28.2万円 / 10万円 = 2.8倍

メキシコペソ
 57.6万円 / 10万円 = 5.8倍

南アフリカランド
 79.3万円 / 10万円 =7.9倍

計算上は上記のレバレッジでも問題ないのですが、初めてやる方やスワップ投資に慣れてない方は、

レバレッジ1~2倍程度で始めて、慣れてから徐々に上げた方が安心です。

また今回新規で始める場合を想定した計算ですが、複数回に分けて買っている場合は(毎月積立など)、

為替レートは平均購入価格を当て込んで計算します。

平均購入価格はどのFX会社の取引ツール/アプリでも出てくるので計算の必要はないで安心してください笑。

3.その他初心者向けFX投資

今回ご紹介したスワップ投資がFXの中では一番初心者向け投資ですが、

慣れてきたらぜひ「手動トラリピ」に挑戦してほしいなと思います。

堅実に利益を出せる(絶対もうかるという意味ではないです)仕組みで、

最初の設定(運用ルール)さえしっかり決めれれば、あとは機械的に注文を出すだけなので、

考えてトレードしないという意味では手間やトレードにかける時間は少なくなります。

もちろんスワップ投資より利益は高くなります。

もし興味のある方はそもそもトラリピとは?という記事をごらんください↓

手動トラリピの始め方や実際の運用方法についてはこちら↓

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